スズキT500
空冷2サイクル・ピストンバルブ並列2気筒

発売当時、2サイクルでは世界的にも最大排気量を誇った。

上野駅周辺にあった多くの中古車屋を見て、

「中古でもCB750は値段が高くて買えないけど、このバイクなら買えるぞ。しかも、大きな車体と大きな空冷フィンがスゴイ!!」

てな調子で購入。

後日、軽トラックの荷台に乗ったT500が実家に到着した時、

母親が一目見て、

「こんなに大きなバイクなの」

と驚きの言葉を出した。


昔の情景を思い出しながら調べてみると、このバイクは47馬力あったらしい。珍しく思えるのは、キックが左側にある事だ。

高校生だった当事を思いだしてみても、キックが左側にあった事を覚えていない。つまり、左足を使う事は大した問題では無かったはず。

それより、同じ2サイクルのマッハⅢを貸してもらった時、怒涛のパワーに驚愕した事を覚えている。

白のマッハⅢが欲しかったけど、手には入らないバイクだ。

車体の色は写真とは違い、キャンディゴールドの塗装だった。

ハンドルも一文字(現在では何と呼んでいるのだろう?)に変更。

ヘッドライトの取り付け位置の変更等、お金が無いので、自分の手で変更できる事だけをした思い出深いバイクだ。


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